先日の東京市場ではしばらく107.70円を挟んだもみ合いとなって
いたが、昨日安値の107.63円手前で下値の堅さを確認すると、次
第に買いが強まり、米長期金利の上昇も相場の支えとなり、一時
107.89円まで値を上げる展開。その後ロンドン市場にかけては10
7.65円を挟んだ一進一退の動きが続くも、NY市場では前日に発表
された9月米ISM製造業景気指数が低調な内容だったことで、世界
景気の減速懸念が高まりリスク・オフの動きが継続。この日発表
の9月ADP全米雇用報告が予想を若干下回り、前月分が下方修正さ
れたこともドル売りを誘い、米10年債利回りが1.57%台まで低下
したタイミングで一時107.05円と日通し安値を更新。ダウ平均が
一時600ドル近く急落したほか、ナイト・セッションの日経平均
先物が大証終値比430円安の2万1280円まで下げたことなども嫌気
される展開となっております。
そんな中テクニカルでは、日足転換線、4h雲付近で推移するも、
月足転換線のレジスタンスからの下降の流れが継続となり、4h
遅行スパン価格沿い周期から雲を下抜け、8h遅行スパン価格沿
い周期が継続する形で下降、1h下降トレンド突入し週足転換線
基準内騰落から日足転換線を下抜け8h雲下限、日足基準線付近
まで下降する展開となっております。
引き続き8h遅行スパン価格沿い周期が継続してくるのか、8h雲、
日足基準線をサポートに反転してくるのか、1h下降トレンドを
追いかけながらマルチタイムのレジサポをあわせて収束反転も
仕掛けていきます。
先日の各市場の展開です。
–東京市場–
しばらくは107.70円を挟んだもみ合いとなっていたが、昨日安値
の107.63円手前で下値の堅さを確認すると、次第に買いが強まる。
米長期金利の上昇も相場の支えとなり、一時107.89円まで値を上
げる。
–ロンドン市場–
107.65円を挟んだ一進一退の動きが続く。昨日の米経済指標がさ
えない結果となったこともあり9月ADP全米雇用報告に注目が集ま
っている。
–NY市場–
前日に発表された9月米ISM製造業景気指数が低調な内容だった
ことで、世界景気の減速懸念が高まりリスク・オフの動きが継
続。この日発表の9月ADP全米雇用報告が予想を若干下回り、前
月分が下方修正されたこともドル売りを誘った。米10年債利回
りが1.57%台まで低下したタイミングで一時107.05円と日通し
安値を更新。ダウ平均が一時600ドル近く急落したほか、ナイト
・セッションの日経平均先物が大証終値比430円安の2万1280円
まで下げたことなども嫌気される。なお、世界貿易機関(WTO)
はこの日、欧州連合(EU)が欧州航空機大手エアバスに違法な
補助金を拠出していたとして、米国による年間最大75億ドル相
当のEU製品に対する報復関税を容認。裁定金額はWTO史上最高額
。米国は18日にも発動する方針を表明した一方、EUも対抗措置
を取る方針を示している。米航空機大手ボーイングへの補助金
に対しても同様の裁定が見込まれており、市場では「米欧間の
貿易摩擦が激化する恐れが強まる」との指摘があった。
そんな中テクニカルでは、日足転換線、4h雲付近で推移するも、
月足転換線のレジスタンスからの下降の流れが継続となり、4h
遅行スパン価格沿い周期から雲を下抜け、8h遅行スパン価格沿
い周期が継続する形で下降、1h下降トレンド突入し週足転換線
基準内騰落から日足転換線を下抜け8h雲下限、日足基準線付近
まで下降するなどしっかりと機能する展開となっております。
—–テクニカル的展開—-
先日の東京市場では日足転換線、4h雲付近で推移するも、1h38
.2%ラインのレジスタンスから月足転換線のレジスタンスからの
下降の流れが継続となり、NY市場にかけて4h遅行スパン価格沿
い周期から雲を下抜け、8h遅行スパン価格沿い周期が継続する
形で下降、1h下降トレンド突入し週足転換線基準内騰落から日
足転換線を下抜け8h雲下限、日足基準線付近まで下降する展開
となっております。
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