続きです。2回目の講座になります(^^)
まずは一目均衡表の計算式から↓
一目均衡表の5つのラインの計算式
転換線
直近のローソク足を含む過去9日間(9本)のローソク足の最高値と最安値の
平均値(半値)を描いた線。(過去9日間の平均ではなく、半値を結んだ線ですね。)
基準線
直近のローソク足を含む過去26日間(26本)のローソク足の最高値と最安値の
平均値(半値)を描いた線。(過去26日間の平均ではなく、半値を結んだ線ですね。)
先行スパン1
この基準線と転換線の平均値(半値)直近のローソク足を含む26日(26本)未来に
描いた線
先行スパン2
直近のローソク足を含む過去52日間(52本)のローソク足の最高値と最安値の平均
値を直近のローソク足を含む26日(26本)未来に描いた線ですね。
遅行スパン
直近の終値を直近のローソク足を含む26日(26本)過去に描いた線。
(終値で描画したラインチャートを過去に25本ずらした線)
これが一目均衡表の計算式になります。
5つも線があり少し難しく聞こえてしまいますが、
まずは3つの線に注目しましょう。
転換線と基準線と先行スパン2の関係性ですね。
この3つラインは過去の高値安値の半値の位置付けで
すべて仲間と考えていいでしょう(^▽^)/
過去9日間の半値 → 転換線
過去26日間の半値 → 基準線
過去52日間の半値 → 先行スパン2
となります(^▽^)/
すなわち
転換線 → 短期の勢力
基準線 → 中期の勢力
先行スパン2 → 長期の勢力
としてみればすっきり見えると思います(^^)
それぞれ半値の位置を示しておりますが、
この半値の位置より価格が上にあれば買い勢力が強く、
価格が下にあれば売り勢力が強いと判断できるのです。
このように一目均衡表のラインは短期線、中期線、長期戦の
勢力図を一つのチャートの表しているマルチタイムフレーム
の分析図と考えていいでしょう(^^)
ではこの3つのラインのうちなぜ先行スパンだけ先に描画してるのでしょうか、
先行させずにそのまま描画しても問題ないように感じますが、
そのまま先行させずに描画されると、価格から離れた位置にあり
わかりずつらいということもあります。
もちろん先行させる意味はとても重要になります。
これは一目均衡表の醍醐味である時間論が関係し、
少し突っ込んだ解説がいりますので先行スパン1と合わせて
後ほど詳しく解説しますね(^▽^)/
まずはこの短期線、中期線、長期線としての位置関係を把握することが大事です。
先行スパン1と先行スパン2との間の面積の事を
雲(抵抗体)
といいます。
これに遅行スパンを合わせた5つのラインで構成されますが、
この5つのラインすべてが
抵抗線であり、支持線になります。
トレンドが形成されているとき、このすべての線が押しや戻りの
限界線を示すと考えていいでしょう(^^)
しかし一目均衡表の見方はトレンドがあるときの分析の仕方と
もみあい相場の時の分析の仕方とでは見方が違います。
次回このトレンド相場の時ともみ合い相場の時の見方の違いに
ついて解説します。
また後日(^^)
コメント
また時間があれば続きよろしくお願いします。
by 勉強中 2017年6月10日 2:07 AM
メッセージありがとうございます(^▽^)
はい。なるヘく早くに続きアップ出来るようにいたしますm(__)m
by Trader.k 2017年6月11日 12:05 AM